趣 旨

富山市は、世界の現代ガラス芸術の最新の成果を集め、その芸術性を評価するために、トリエンナーレ形式で国際的なガラスの公募展「富山ガラス大賞展2018」を開催します。この展覧会は、2002(平成14)年から2011(平成23)年まで4回にわたり開催した国内公募展「現代ガラス大賞展・富山」を海外にまで対象を拡大したもので、会場は2015(平成27)年に開館した富山市ガラス美術館です。

世界的な建築家、隈研吾氏の斬新なデザインによるこの美術館は、「富山ガラス造形研究所」や「富山ガラス工房」の施設整備など、本市が30年以上取り組んできた「ガラスの街とやま」の集大成として市の中心部に建設されたもので、本市の新しいシンボルとして、さまざまな展覧会やイベントを通して、現代ガラス芸術の普及と振興に力を注いでいます。

現代ガラス芸術の世界では、1950年代のチェコや1960年代のアメリカでガラスを芸術表現の素材として用いる新しい造形運動が起こりました。現在、半世紀以上の歴史を積み重ねて成熟の時を迎えていますが、まだまだ汲み尽せない無限の可能性を秘めています。

富山の地に集まってくる斬新な発想や独創的な素材の扱いを示す作品の数々は、現代ガラスの多彩な展開の姿を示すとともに、次世代の若い作家たちに力強い創造的な刺激を与えてくれることでしょう。 本展の開催が、世界の現代ガラス芸術の隆盛と、21世紀の多様な造形表現への新たな展望を開く機会になることを念願します。

主 催

富山ガラス大賞展実行委員会
富山市
富山市ガラス美術館